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「正解」を求めると、成長しにくいかもって話

どんな一流の人も、たとえば大谷翔平だって、初めから成功だけを積み重ねて、一流になった、ということはないはずだ。むしろその逆で、他の人よりも失敗した数が、めちゃくちゃ多くて、だからこそ活躍できるのだと思う。

たぶん、ただ正解だけ知ってても、ダメなのだ。それはなぜか。

数えきれない間違いや失敗の経験があるからこそ、いち早く今の正解を知り、信じることができる。

常に通用する、正解なんてない

プロの道は厳しい。きっと、うまくいくときだけじゃない。相手の投手に対策されてしまうこともあるだろう。そうすると、これまでの正解が、通用しなくなり、新しい正解が必要になる。

マンガ家に話を戻すと、同じストーリーを描き続けることなんてない。常に変化の連続だ。マンガの中だけじゃない。社会情勢、届ける相手によっても変化する。変化の中で、常に最適な答えを出す必要がある。

つまり大事なのは、即座に今の正解を「見つける力」だ。

大事なのは、「正解」じゃない。
正解を「見つける力」!

もう、これを何度でも言いたいくらい。

だから、安易に正解を教わったり、教科書を集めたり、ということでは、正解を「見つける力」が育たない。

めちゃくちゃ失敗するのが、何よりの「正解」

とはいえ今の時代、みんな「正解」を求めがちだ。このSNS時代はとにかく叩かれやすい。何か間違ったことを言えば、すぐに叩かれる。

そんな時代に生きてきたら、正解を選ばなくてはいけない、と言う生き方は染み付いてしまうだろう。

だからこそ、マインドセットが必要だと感じる。

たくさん失敗すること、間違えることこそ、「正解」なのだ。
これをしっかり自分の頭に躾ける。

もう一つ、
「仮説」をちゃんと作ること。こうすればいいんじゃないか?という仮説があれば、「失敗」は怖いものじゃない。得られて嬉しい「結果」でしかない。

3行まとめ

「正解」を求める気持ちの裏に、「不正解」を恐れる自信のなさや、結果に対する焦り、があることに気づきたい。

正解を「見つける力」は、正解を教えてもらうように、パッと手に入るものじゃない。たくさんの失敗と間違いの先でしか、手に入らない。

そうと分かれば、明日からでも、たくさん失敗していく、覚悟ができるのではないだろうか。

これを読んでくれた方は、今、たくさん失敗をしていますか?

できごと
プロット相談会をやった

感情
嬉しい、戸惑い

気づき
正解を求める気持ちとどう向き合うか、難しい。

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ごとう隼平
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