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メタバースマンガ、縦から読むか?横から読むか?

こんにちは、マンガスクリプトDr.のごとう(@goto_junpei)です。

TwitterがXになってからしばらく経過しましたが、皆さんはもう慣れましたか?

僕はスマホのアプリの並びを色相環にしていたので、急に青が黒に変わったときが一番ショックでしたね。

名前が変わったときより地味にショックだったかも・・・。青の中に黒・・・。
急に謎のアプリに生まれ変わってしまった印象です。

ついでに、未読のメール343件もどうにかしないとです。けっこう読んだんだけどなぁ・・・。

未来予測は難しいけど・・・メタバースは進みそう?


それにしても、こういうプラットフォームは何が無くなって何が残るのか、未来ではどういう使われ方をしていくのか、予測するのは難しいですよね。

一応僕が考えているのは、これからメタバースが発展し、そこでは皆がリアルの自分に近いアバターで話すようになるという未来です。

中身の進歩の前に、外身のゴーグルがちょっとなぁ・・・とは思っていますが。

いまZOOMですら顔に加工がちょっと入ってるように、将来はわざわざネットで素顔を晒すなんてことはなくなり、いずれ「理想の自分に近い顔」でしか顔を出さなくなるんじゃないかと思っています。

といっても、全然違うキャラの顔とかになるんじゃなく、あくまでベースは自分の顔のまま、上手く盛れるような機能がどんどん進化・定着していくという予想です。

誰かとコミュニケーションをとる場では、本来の自分の180%ぐらいの仕上がりの顔で常にいる、みたいな。

その結果、全員がお互いの顔を知らないとかじゃなく、全員がお互いの「8割り増しの顔」しか知らない、とかになるんじゃないでしょうか。

 例えばこちらの男性だと、ごとう度0割です。もっとごとうっぽい感じになるイメージ。

今はコロナ禍の反動でリアルで会うことの価値が再評価されてますけど、それがひと段落したら、やっぱりまた一定はオンライン中心になると思うんですよ

そのときメタバースがどこまで定着しているかは、その先の未来にけっこう大きな影響を及ぼすんじゃないでしょうか。

メタバースが発展すれば、もうリアルで人と会うなんてことのない、ネットだけのつながりで社会が回っていく。部屋から外に出ることなんて、ほとんどなくなる。そんなSFっぽい未来が実現するはずです。

ただ、そうなったとき僕が一番気になるのは、やっぱり「マンガがどう読まれるか」なんです。

マンガの読み方も、適切なサイズ感も、正解なんてないのかもしれない


メタバースの世界の中でも、結局開けるのって「ウィンドウ」じゃないですか。これって、体験が新しくなっているのではなく、拡張しているってことですよね。

なんか大体こんな感じでウィンドウ開くイメージ。異世界転生モノもステータスとかウィンドウで確認しますよね。

今でこそスマホの縦スクロールに最適なWebtoonがスタンダードになりつつありますけど、もしメタバースの世界でマンガを読むとしたら、皆は一体マンガをどう読みたいのか。

縦にスロロールしたいのか? 横にめくりたいのか? それとも、もっと全然別の読み方がしたいのか?

紙のマンガの単行本だって、製作コストや持ち運びの関係から今のサイズに落ち着いたわけであって、あれが別に正解というわけではありません。

そもそもマンガに最適な大きさっていうのがどれくらいかというと、実は誰もわからない。もしかしたら、一番メタバース向きじゃないコンテンツの可能性すらあります。

例えば映画なら、デカければデカいほどいい、みたいなところあるじゃないですか。でも、マンガはスマホよりiPadのほうが見やすい一方で、100インチの大画面とかでみたいわけでは絶対ありません。

そもそも発明の歴史を振り返ってみると、飛行機とかはわりと初期イメージのママ大きくなってる感じですし、電話もいまだに受話器のイメージが一定残っているように思えます。

ライト兄弟ってマジですごいよね。

だからメタバースの世界になることで、また原体験的な安心感から、横の見開き形式がマンガのスタンダードに戻る可能性も、なくはないなぁと。

僕たちが完全にインターネットの中で生活するようになったとき、マンガを読むというのは一体どういう体験になるんでしょうかね。

もちろんどんなフォーマットの変化があっても、とにかく面白いマンガをつくるぞ!という僕の姿勢に変わりはありません。

ただ、強いていえば、マンガのおまけペーパーの手作り感が昔から大好きだったので、メタバースになったらどうにかあの文化だけでも復活してくれないかなぁ、と思ってます・・・。

というわけで、また次回! さよなら〜!

おまけペーパーもマジで良いよね。

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ごとう隼平
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