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メンタルの敵「わからない」の倒し方

仕事をしていて、気持ちが楽な週と、なんだかソワソワして落ち着かない週がある。そのソワソワの要因を探ってみると、「不確定なこと」に要因がありそうだ、と気づいた。

人間は「わからないもの」を恐れるとよく聞く。子供の頃、夜にトイレに行くのが怖いのは、廊下の暗闇に何が潜んでいるか「わからない」からだ。

仕事も、そうなのかもしれない。人間関係や締切のようなわかりやすいストレスの他に、「どうなるかわからない」と言うじわっとしたストレスもある気がしている。

マンガ専科も、今日からちょうど「#週刊マンガ専科」が始まる。ストーリーの内容も、読者の反応も、まだまだ不確定なことが多いと思う。心に負荷が掛かっているかもしれない。

書き出すと楽になるというが、そうでもない

わからないことの厄介なところは、考えたところで、わからないのだ。考えてわかるなら、わかることだからだ。

にも関わらず、頭ではずっとそのことをモヤモヤと気にし続けてしまう。ずっと答えの出るはずのない円周率を計算し続けているような感覚だ。

わからないものが重なると、頭の中を逼迫して、そのことが言いようのないソワソワにつながっている気がする。

その解決方法として、頭の中の考え事を書き出す、というのもよく聞く。

ちょうど今週、やたら不確定なことが多かったので、僕も書き出してみた。
ざっと数えただけでも8個くらいあった。自分がコントロールできないこと、が要因のほとんどだと感じる。

書き出してみてソワソワが2割減位にはなった気もするが、書き出すだけでは楽にならないようだ。

一番楽になった考え方

しばらく書き出したリストを見つめ、どういう捉え方をすると楽かを試行錯誤してみた。

不確定、というのをギャンブル要素と捉えて楽しむ、とか、イケルイケル!問題ない!と楽観的になってみる、とか。

僕の場合、一番心が落ち着いたのは…

「相手の気持ち」になってみる、ということだった。

自分がコントロールできない「不確定」なもののほとんどは、相手マターであることが多い。その相手から、自分はどう見えているだろうか、と想像してみる。

自分はちょっと不安に感じているけど、同じそのことが、相手からしてみたら、大したことなかったり、逆に楽しみなこともあるかもしれない。と気づいた。

相手が楽しみにしていることを、自分が不安がっている、というのもおかしな話だ。そう思うと、少し気持ちが落ち着いた。

3行まとめ

不確定のストレスは、相手の気持ちがわからない、ということにありそうだ。だったらその相手の気持ちになりきって「わからない」の根本を知っていく。

今日から連載を始めるマンガ専科の人たちへ。SNSで、頑張ってマンガを描いている人がいたら、どう思うでしょう。応援したくなるんじゃないかな。そんなふうに思ってくれる人たちに届けていくのだ想像すると、ちょっとは気持ちが楽になるかもな、と思っています。

できごと
カレンダーを眺めた

感情
ソワソワ

気づき
ソワソワは不確定からくる

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ごとう隼平
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