これは運命としか言えない。一族悲願の「にしんそば」を食しました。
こんにちは、マンガスクリプトDr.のごとうです。
お仕事をきっかけに自分の興味や好きが広がる、という体験はいつだって最高に素敵なことですよね。
僕は最近、『ロケ弁の女王』でのお仕事をきっかけにロケ弁に興味を持ち、出張の際は必ず駅弁を買うようになりました。
特に個人的な推しは、こちらの「刷毛じょうゆ」。
もう僕の中では、出張と刷毛じょうゆを食べることはイコールになっているかもしれない。そんな逸品です。
お値段も、もちろんコンビニ弁当等と比べればお高いですが、駅弁としてはお手頃な価格。新幹線で食べることで、より一層の非日常感と贅沢な味わいを一緒に楽しむことができます。
ごとう一族のルーツ・にしんそばを求めて
さて、僕は京都芸術大学で講座を持っている関係から、今年は毎月のように京都に出張をしています。
僕自身は特に京都とは縁の無かった人間なのですが、京都在住のコルク社員・かっしー(@kashiwamo_cork)がサポートしてくれているので、とても安心です。
さらに京都といえば食の歴史も豊かなので、かっしーがいろいろ美味しいものを紹介してくれるだろうなぁと期待していたのですが・・・
かっしーに連れていかれる店では、いつもだいたいハンバーグを食べています。
これは正直、盲点でした。
地元民であるかっしーからみれば、日常の一食ですからね。そりゃ湯葉とか懐石とかじゃなくて、ハンバーグ食べたいですよね。そういうの差し引いても、ちょっとハンバーグの店に案内される比率が高すぎる気がしますが、しょうがないですよね。
(かっしーとの京都Daysは、僕のツイッターでもお楽しみいただけます)
そんなわけで、昼はハンバーガーか京芸大の学食、夜はハンバーグが主食だった僕ですが、京都でなんとしても食べたい料理が一つありました。
それが、「にしんそば」です。
実は僕の祖先は明治の頃に北海道に居を構えており、日本史の用語集とかでお馴染みの「北前船(西廻り航路)」で、にしんを運んで財を成していた一族だったそうなんですよ!
その後、嵐でほとんどの船が沈んでヤバいことになって没落したという後藤一族ですが、まぁそういうのはさておき、それほどにしんを獲っていた一族の末裔である僕が、京都でにしんそばを食べないわけにはいかない!
というわけで、にしんそばの総本家であり、日本で初めてにしんそばを提供したという「松葉」さんに、にしんそばを食べに行かせていただきました。
初めて食すにしんそば、160年以上続くという伝統の味は、もちろん大変美味しかったです!
6回目の京都で、ようやくハンバーグではない京都ならではの料理が食べられたという感動もあったかもしれませんが、やはり出張ではこういう食との出会いも楽しんでいきたいものです。
あと、個人的な感想として「にしんそば、想像以上に見た目が蕎麦だなぁ」というのも大きかったです。にしんに、上記の写真程度に蕎麦がかかっているんじゃなくて、もっとガッツリ蕎麦。蕎麦+にしん+蕎麦の三層構造で、蕎麦バーガーみたいになってました。
こういうのも、実際に体験してこそですよね。もっともっと、いろんな体験を増やしていければと思います。
そんなわけで、後藤一族の悲願も成就できたところで、また次回!さよなら〜!